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倉庫(延べ2,230平方m)および露天置場(14,172平方m)がある。
87年には、外航船134隻(1,490,950DWT)が入港している。
パプアニューギニア諸港による国際海上貨物取扱量は、次の通りである。

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(4) 造船事情

パプアニューギニアにおける造船業は、伝統的な小舟を建造できる程度であるが、修繕または小型(木造ボート)の建造能力のある主な造船所としては、次の各社がある。

  • 1.Engineering $ Marine Services (ポートモレスビー、マダン、ラバウルの各港に事業所がある)。
  • 2.Hornibrook Constructions Pty., Ltd. (ポートモレスビー、ラエ、マダンの各港)。
  • 3.Toboi Shipbuilding Co., Ltd. (ラバウル港)。
  • 4.Belesana Slipways (サマライ港)。
  • 5.New Britain Engineering (ニュー・ブリテン島)。
  • 6.Span Enterprise (ポートモレスビー港)。

これらのうち、Engineering & Marine Services (EMS) は、パプアニューギニアでは最大の造修能力をもつ造船所である。
同社は、Steamships Trading Co. の一部門で、現在スリップウェー4基(800G/T級、500G/T級、200G/T級、150G/T級)を保有し、業務の殆どは修繕であり、年間100隻程度の船舶修理を扱っている。しかし、これらの多くは漁船であり、外国

 

 

 

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