
輸入が多いが、輸出貨物ではコーヒー以外には大きな貨物はない。
埠頭(長さ426.7m、幅12.19m)は、吃水9.03m、37,800G/T級船の収容が可能である。貨物の積卸しは、すべて本船の荷役設備を使用して行っている。
貨物保管設備は、倉庫(延べ14,620平方m)、露天置場(39,000平方m)がある。
タンカー・ターミナルには、長さ184mのバース(水深11m),液化ガス・ターミナルには長さ54.86mのバース(水深6.10m)がある。
曳船は、2隻(500馬力、750馬力)が利用できる。
清水、食料、軽油燃料などの供給が可能である。
船舶修理は、ポートモレスビー港またはマダン港で行っている。
87年には外航船374隻(3,816,900DWT)が入港している。
3. マダン港
同港は、林業開発プロジェクトを背景に木材チップおよび丸太の輸出、輸入貨物では林産物開発用資材を中心として取り扱っている。
西埠頭(長さ137.2m,幅12.19m,最小水深10.1m)および小型船用埠頭(長さ27.43m,幅5.49m,最小水深6m)がある。
埠頭における貨物の積卸しは、すべて本船の荷役設備を使用して行っている。
貨物保管設備は、倉庫(延べ3,090平方m)および露天置場(8,870平方m)がある。
タンカー・ターミナルには、カルテックス石油会社所有のドルフィン型タンカー・バース(長さ83m)がある。
船舶修理は、Steamships Shipyard Co., Ltd. で船体およびエンジンの小修理が可能である。
87年には、外航船128隻(1,350,600DWT)が入港している。
4. ラバウル港
同港はニューブリテン島における林業開発プロジェクトの製品の積出し港である。丸太、製材などのほか、ココナツ油が多い。一方、輸入では主に一般貨物および燃料を取り扱っている。
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