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同社は、パプアニューギニアの主要港とオーストラリア南太平洋諸島間の航路に配船している。
3.Conport Exporess Lines Pty., Ltd.

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同社は、ポートモレスビー、ラエ、ラバウル間およびオーストラリア航路にも就航しているBR>

(B) 需要状況

現在、パプアニューギニアにおける船舶需要は、沿岸および島しょ間航路用の小型船舶が不足している上に、老朽化しているものが多い。そのため、代替船や近代化の必要から小型船の需要が、数量的には極めて少ないが絶えず続いている。
また、沖合漁業資源開発に基づく小型えびトロール船の需要が比較的に高まりつつある。
最近における需要状況をみると、過去数年間(82年〜88年)にわたって、中小型貨物船数隻(10,700G/T)、小型漁船6隻(950G/T)、フェリー6隻(1,650G/T)、補給船1隻(640G/T)、曳船5隻(1,700G/T)などの船腹拡充が行われた。

(C) 船腹拡充計画

パプアニューギニアは、1975年9月にオーストラリアから完全に独立して以来、船舶の増強に努力しているが、これらは主として沿岸および島しょ間航路に使用する中小型貨物船、フェリーおよび沖合トロール漁船、そのた小型の雑船が対象であって、外航路による輸出入物資の輸送の殆ど全てが、旧宗主国のオーストラリア海運に依存している状態である。
一方、パプアニューギニア経済の成長、近代化を促進するため、外資導入によ

 

 

 

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