
(697平方m)、露天倉庫(8,924平方m)、コンテナ専用倉庫(5,574平方m)などがある。
タンカー・ターミナルのオイル・ドックには、北埠頭バース(長さ390.1m、水深10m)、ガイド埠頭バース(2バース、水深ア5m〜a5m)および人型タンカー(最大吃水9.5m)の収容可能な南埠頭バース(長さ270m)などがある。 これらオイル・バースは、セイロン石油公社の石油貯蔵タンクとパイプラインで結ばれている。また、サプガスカンダ石油精製所への原油供給および精油積出し用のパイプラインや輸送用ポンプなどの設備を完備している。 港の9.2キロ沖合に位置した原油荷揚げ用の係船ブイは、最大18万DWT級タンカーの収容が可能である。 この係船ブイは、直径36インチのパイプラインによって、陸上の石油貯蔵タンク4基(各タンク貯蔵能力4万トン)と結ばれている。
曳船は、港湾局所有の曳船(1,500馬力〜3,500馬力)が利用できる。 清水、食料、各種バンカーなどの供給が可能である。 船舶修理施設は、Colombo Dockyard(Private)Ltd.に修繕用ドライドック4基があり、No.1ドックは213.Om×26.0m×9.7m,No.2ドックは107.0m×16.5m×6.7m,No.3ドックは122.0m×16.0m×5.5m,No.4ドックは263.Omx44.Om×8.9mであり、最大125,000DWT型船の入渠修理、その他各種の修理が可能である。 このほか、Walker Sons&Co.Ltd.、Premier Engineers Ltd.、スリランカ港湾局などで各種船舶修理を行なっている。
コロンボ港の開発計画として、Jayeコンテナ・ターミナルにコンテナ船用のNo.3埠頭バース(長さ330m)を建設中である。 港から約32キロ離れた地点にコロンボ国際空港がある。
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