
(B)海運事情と保有船主の実態
バングラデシュは、国内のガンジス、ブラフマプトラ、メグーナ、カルナプリなど多数の河川を利用した内水路輸送が発達しており、可航水路は延べ8,433キロにも及んでいる。 国内および外国貨物全体の70%は、これら内陸水路を利用して輸送されている。 カルナプリ河は、全長175メートルまでの船舶の航行が可能であり、ダッカ、ナラヤンガン、チヤドブル、バリサル、クルナなど主要河港は、定期航路船によって結ばれている。 外航船による国際海上輸送は、定航同盟メンバーの各海運会社によって行れている。 Bangladesh Shipping Corporationは、1972年に国営の海運公社として設立され、現在、外航船18隻(267,700DWT)を保有し、バングラデシュ〜英国、西欧、米国、東南アジア、極東諸国などの主要航路に就航している。 バングラデシュの主な海運会社と、その保有船舶は次の通りである。
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