
工業部門(鉱業、製造業、電力および建設業を含む)は、労働人口の15.4%(1989年)を占め、1991/92年におけるGDP全体の16.6を寄与している。 1980〜91年の期間に、工業生産は年平均4.9%の割合で増加したが、1992/93年は8.6%増となった。 バングラデシュは、天然ガスの大きな埋蔵以外には、さしたる鉱物資源は殆ど見当たらない。石灰石、岩塩、石炭および石油の極く僅かな埋蔵が存在するに過ぎない。 バングラデシュ・シェル石油開発(BSPD)は、北部のラングプールおよびディナジブール地方で石油の試掘を行う契約を政府との間で締結している。 このほか・石油資源調査としては、パブナ、クシュティア、ジャマルプール地方で、英国およびドイツの援助による石油探査活動が行われている。
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