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る。
 同社の主要設備は、次の通りである。

  船 台  9基
   最大建造能力  250DWT×4基
     〃     500DWT×2墓
     〃    1,700DWT×1基
     〃    3,600DWT×2基
  スリップウェー  1基  リフト能力  350DWT

(5)漁業事情

 (A)漁業の実態

 世界最大の群島から成るインドネシアの広大な水域における可能漁獲量は、領海で470万トン、専管経済水域で170万トンの合計640万トンと推定されている。このほか、内面で1,160万トンの漁獲が可能とされている。
 86年の漁獲高は、海水面191.4万トン、内水面60.7万トンと発表されており、潜在生産力を大幅に下回っている。

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 魚種は多岐にわたっているが、海水面ではマグロ、カツオ、サバ、イワシ、アジ、アソチョビーなどであり、内水面ではエビ、コイなどの水揚げ高が大きい。
 インドネシアの漁業では、エビは水産物輸出の約70%を占めている。86年の工

 

 

 

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