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 インドネシアは、原油・天然ガスなど豊富な輸出1次産品があるため、貿易収支の黒字幅は大幅に拡大している。それにより経常収支の赤字は大幅に縮小しており、これを資本収支の黒字でカバーしている。この結果、総合収支は黒字基調が続いている。間題は対外債務圧力の増大である。インドネシアの対外債務残高は、87年3月末の373億ドルから88年3月末には384億ドルの巨額に達した。87年度の元利返済額は68億ドルに上昇している。

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(2)船舶事情

 (A)保有状況

 1989年末現在におけるインドネシアの保有船腹量は、100G/丁以上の鋼造船が1,722隻、合計2,035,030G/T(2,742,251DWT)であり、これを船種別にみると次の通りである。

 

 

 

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