日本財団 図書館


 1 都道府県名

宮崎県

 2 モデル地区名

延岡地域安全モデル地区

 3 重点となる活動項目

(1)地域安全ニュースの発行

(2)地域安全速報の発行

(3)C・C・P作戦(自転車安全利用作戦)の実施

(4)高齢者保護対策の推進

(5)広報啓発活動の推進

 4 活動事例

(1)地域安全ニュースの発行

 本年度から、地区防犯協会内に「専従職員」を配置(これまでは市役所事務局が兼務)したことから、隔月発行の「地域安全ニュース」を毎月発行とし、地域の犯罪発生状況や話題等、毎月バラエティーに富んだ紙面構成を心掛けて5,000部を作成発行し、犯罪等発生抑止に貢献した。

(2)地域安全速報の発行

 全国で発生した特異重要事件については、発生を認知すると同時に、「地域安全速報」を作成、事件に関する職域防犯団体等にFネット(ファクシミリネットワーク)等を通じて配布し、同種事案の発生抑止活動の貢献した。

(3)C・C・P作戦の実施

 (特異活動事例)に登載。

(4)高齢者対策の推進

 モデル地区内においては、東臼杵郡北方町を「長寿社会対策パイロット地区」に指定するとともに、高齢者並びに一般の主婦を対象とした「訪問販売被害防止講演会」や高齢者対象の「地域安全ゲートボール人会」等を開催し、高齢者の保護・社会参加活動を積極的に推進した。

(5)広報啓発活動の推進

 地区においては、地域安全大会・地域安全パレードの開催や推進員による少年非行防止を目的とした街頭キャンペーン等を開催し、広報啓発に努めた。

(特異活動事例)

 当モデル地区では、自転車総合対策の推進(自転車盗の防止、自転車利用マナーの向上等)を推進項目の一つに掲げ同対策をC・C・P作戦(「CYCLE(自転車)・CRIME(犯罪)・PREVENTION(防止)」)と命名し、警察・防犯協会・推進協議会・各学校・PTA等が協力して積極的に推進した。
 この背景には、地区内で自転車盗が多発していること(年間450件余)、死亡事故の発生までには至っていないものの、自転車利用に起因する交通事故の発生が散見されたこと並びに、自転車利用マナーの悪化(特に中・高校生の通学マナーと駐輪場マナー)が地区民から指摘される等したことから、非行防止活動ともあわせて同作戦を実施することとした

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION