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 ○駐輪禁上看板の設置

等を実施し、道路環境整備を図った。

 また、岡山大学付近も同様の問題を抱えていたことから、地域安全推進員が中心となり、町内会等と協力して

 ○放置バイク・自転車に対する警告札貼付

 ○バイク・自転車利用者に対する駐輪場利用の呼びかけと盗難防止指導

 ○大学や付近店舗に対する駐輪指導の申し入れ

等を定期的に実施した。
 その結果、放置バイク・自転車は減少し、昨年の2,596件であった自転車・オートバイ盗の発生が本年は、2,501件(95件減)と減少した。

(3)少年健全育成活動

 平成8年10月、地区内桑田中学校区で中学校男子生徒間の暴行・傷害(対マン)事件が発生し、中学生1名が意識不明の重体となったことから、地域安全推進員が中心となって、地区住民に呼びかけ「少年健全育成会議」を開催し

 ○学校関係者・PTA・少年警察協助貝等と協力しての定期的合同補導活動

 ○通学・下校時のあいさつ運動

 ○清掃活動等ボランティア活動への参加

 ○地区振興行事等における子供達とのふれあい活動

を計画、実施し、地域ぐるみで同種事案の未然防止と少年の健全育成を図った。

(4)高齢者対象事件・事故防止活動

 全国地域安全運動期間中、地域安全推進員を中心とするボランティア308名は、地区内独居高齢者1,000人を訪問

 ○高齢者保護のためのアンケート調査

 ○高齢者用地域安全ニュース「お年寄りのみなさんへ」の配布

 ○事件・事故の未然防止の呼びかけ

を実施し、高齢者保護活動を推進した。
 また、アンケート調査の結果を集計し、分析したところ、「無灯火自転車が怖い」「事件に巻き込まれるのが心配」等の意見が聞かれたことから、地域安全推進員は、交通安全母の会等の協力をえて、地区内の無灯火自転車指導を実施する一方、高齢者に対しても、地区婦人会・民生委員等の協力をえて「地域安全教室」を開催し、

 ○安全な道路の渡り方の指導

 ○安全な自転車の乗り方の指導

 ○防犯アドバイザーによる防犯診断

 ○悪質商法のビデオ鑑賞

 ○自主作成「困ったときには相談を」(各種困り事相談電話一覧表配布)

等を実施し、地区高齢者の地域安全意識の高揚を図った。

(5)各種困りごと相談活動

 地域安全推進員は、地域安全活動を通じて、地区住民の様々な困りごとを耳にしたことから、各種困りごと相談を実施するため、地区内大型スーパー店等において、

 

 

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