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 1 都道府県名

三重県

 2 モデル地区名

地域安全活動パイロット鈴鹿地区推進協議会

 3 重点となる活動項目

地域安全活動

 4 活動事例

〜推進指導員らによる『健康&安全フェア』の開催〜

 市内の繁華街である平田町を中心とした牧田地区では、高齢者の犯罪被害防止と交通事故防止を目的に、地域安全活動パイロット鈴鹿地区推進協議会、推進指導員であり牧田地区防犯委員会の会長でもある石河一氏が中心となって推進員、防犯委員、民生委員はか地域で開業申の医師等の協力により、地域の高齢者約200名を対象にして実施した。

 その内容は、

  ・悪質商法の被害者とならないための手口の紹介

  ・婦人警察官が腹話術人形を使って交通の安全指導

  ・医師が長寿のための健康管理のアドバイス

  ・昼食時には民生委貝の協力で昼食の提供

  ・ボランティアによる手品等のアトラクション

 などを加えるなど盛り沢山の企画により、楽しく身に付く『健康&安全フェア』を開催した。
 同催しは、昨年小規模な集会を開催したところ好評であったため、推進指導員の石河氏がさらに大きな企画を考え、防犯活動アドバイザーとの共同のもとに開催した。
 また、鈴鹿市では交通死亡事故に高齢者が多いことから夜光タスキを配布し、夜間の交通事故の被害者となる危険性の高い高齢者の事故防止を図るなどきめ細かい配意がなされた。
 同地区は、推進指導員が配置されており、組織的に地域安全にに関する基盤も確立しており、地域住民の地域安全に対する関心も高く、理解と協力を得てスムーズに企画、運営され良好な結果を治めた。
 本活動は、今後永続的な活動が期待できることから地域安全活動に消極的な他地域への活性化となるよう働き掛けを行った。

 5 モデル地区活動の効果

 上記の活動に見られるように、パイロット地区指定の広報の効果が見られ、地域住民の地域安全活動への関心も高まり地域が中心となる地域安全活動が定着しつつある状況にあり、これに刺激を受けた他地域の旭が丘地区でも地域防犯連絡所員が青少年の健全育成と犯罪防止のための夜間パトロール隊(ミッドナイトパトロール隊)を組織し、活動が良好な成果を治めていたことなどから、地域住民からの理解を得られ、さらに町民育成会議が申心となって、永続的な地域住民中心のパトロール隊を組織するなどの相乗効果も生ずるなど「地域の安全は地域の力で守る」という、本来の地域安全活動の趣旨が理解されつつある状況となっている。

 

 

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