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 (特異活動事例)
〜地域安全シンポジウムの開催〜
平成8年10月18日、江別市内において
主催 札幌方面防犯団体連合会・江別地区防犯協会連合会
後援 北海道警察本部・北海道防犯団体連合会・札幌方面・江別警察署
支援 江別市・新篠津村
で、「’96 江別地域の安全を考えるシンポジウム」が開催され、自治体首長をはじめ、関係ボランティア団体等とともに地域住民等約220名が参加した。
内谷は、
『不安のない安全で安心して生活の出来る地域社会の実現を図る』
ことを目的にし、
〇 北海道婦人団体連絡協議会
会長 大平トシヱ氏 「地域づくりと女性の役割」
 
〇 北海道警察本部生活安全部生活安全企画課
課長 木村孝仁氏 「地域の安全について〜今、何が求められているのか〜」
による講演と、推進員3名による体験談発表、さらに、「今後の地域安全活動はどうあるべきか」について討論が行われた。
5 モデル地区活動の効果
〜のばせ安心の輪 広げよ!安全の輪〜をキャッチフレーズに地域住民と警察が一体となり、モデル地区として「犯罪のない明るい街づくり」を街頭キャンペーン等で訴えた。
地域安全活動推進委員制度が徐々に定着しだし、「自分たちの街は自分たちの手で」という自主防犯意識が市民に認識され、活動がやり易くなった。
また、モデル地区活動は、住民の地域安全意識の高揚には極めて効果的であり、同協議会の各地区単位での「地域安全教室」、「地域安全パレード」、「街頭啓発」、「自転車盗防止キャンペーン」等の自主防犯活動が活発に実施され、自転車盗の発生が前年対比153件の減少をみた。

 

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