船用隔壁、甲板用電線貫通金物も、上記と同様の処理を行うこと。 がい装ケーブルは暴露部に敷設した場合、数年でがい装部がさびによって腐食し、接地効果がなくなってしまう。このため、最近はビニール防食ケーブルが多用されているが、このケーブルでは途中の接地は不可能である。また、もし接地のために防食ビニールの一部を切り取ったりすると、そこからがい装が腐食してしまう。したがって、本体と周辺機器の接地、及びケーブル両端の接地工事(内部シールド共)は、接触不良等がないように一層念入りな工事を行わなければならない。 練習問題
(問1) 空中線ペデスタルの取付けに関する注意事項を5項目以上挙げ、そのうちの2項目について説明せよ。 (問2) 3ユニット型レーダーの導波管の気密試験について述べよ。 (問3) 空中線及び導波管は完全な防水が必要であるが、これらへの浸水の原因と、漏水を防止するための工事上の注意について述べよ。
前ページ 目次へ 次ページ
|
|