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[[イ霖?] 012-



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 このような波形に対して、時間t = 0の位置が波形の途中から始まる正弦波も考 えられるが、その場合の(2・6)式は

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として表される。このときのθはt = -θが電圧ゼロに相当し、これは位相と呼 ばれる。こうして、交流波形は一般的な形としては、最大値(振幅)、周波数 および位相で表されることになる。なお、以下、特に断りのないときには交流 は正弦波のもののみを扱うことにする。

2・5 交流の電力

交流の電流を抵抗に通した場合は、2・2で述べたオームの法則がそのまま適用 される。すなわち、電流iを抵抗Rに流したときの電力Pは(2・3)式の第3式と 同じで、

[[イ霖?] 012-3.gif

である。ここで、 [[イ霖?] 012-4.gif

となる。この式で、第1項は時間によって変化しな い項であり、第2項は時間と

 

 

 

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