(12)線端処理
バンドマーク、キャップの取付け色別を確かめる。
(13)器具の配列
図面により取付器具の配列を確かめる。
(14)計器の種類
盤に取付けられた計器の種類、大きさ、精度を確かめる。
(15)銘板及び取付位置
銘板の大きさ、表示内容、取付位置などについて確かめる。(JEM−1282(船用電気機器の銘板)、1288(船用交流配電盤)参照)
(16)吊手及びその位置
(17)重量
2・6・2 性能試験
性能試験のまえに主回路・操作回路・計器回路などについて配線及び接続が図面と相違していないか確かめる。
(1)回路試験
(a)制御回路 定格及び定格電圧の85%、110%電圧で各種継電器の動作・暖点などを調べ制御回路を調べる。単体で試験したものは電圧変化は省略し得る。
(b)計器回路 計器回路及び切替えを確める。
(c)ガバナモータ回路 検相器により回転方向及び各リミッタ回路が合っているか確める。
(d)非常停止回路 回路の端子を開放あるいは短絡して非常停止回路が動作するかを確める。
(e)スペースヒータ回路 スペースヒータ端子に電圧計又はランプを接続し回路を確める。
(2)各種スイッチの操作試験
定格電圧において各種スイッチの自動又は手動操作及び機能を確める。
(3)計器類校正試験
所定の電圧・電流を流して指示値を確かめる。
(4)温度試験(主回路関係)
母線・しゃ断器・開閉器などに定格電流を通じ、各部の温度を測定し、表2・18の温度上昇限度内(NK規則適用の場合)であることを確認する。ただし、適用する規格によって相違するから注意すること。
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