日本財団 図書館


 

〔参考〕
光束法による打数決定法を参考として次に示す。

101-1.gif

ただし
N:灯数
E:平均水平面照度(1x)
A:室面積(?)
U:照明率=作業面上に到達する光束Fiとランプから放射する全光束Frとの比
F:ランプ1個の全光束(lm)
M:保守率=減光補償率の逆数
なお、実際に照明率Uを求める場合には次式で求める場合には、室内各面(天井及び壁)の反射率をメーカーへ連絡し、照明器具の形式によって決まる照明率Uをメーカーから入手する。
この際、室内各面の反射率は実績を参考にしながら推定する必要がある。

101-2.gif

ただし
X:室の間口(m)
Y:室の奥行(m)
H:作業面上光源までの高さ(m)
2.6.3 投光照明
上甲板上の照明などに投光器が使われるが、荷役などの作業をする場所は201x以上、作業のため通行する場所は81x以上の照度が要求されている。(IL0)
なお、米国へ行く船の場合は海洋汚染防止の観点からUSCGにより下記の照度が要求されているので注意を要する。
各種油管の陸上との接続場所
5F00T−CANDLES(541x)
各種油管の操作場所
1FOOT−CANDLES(10.81x)
2.6.4 船灯
船灯には船灯試験規程で規定された耐振性に富む航海灯用電球を使わねばならぬ。その理由はつぎによる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION