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3×790=2,370〔A〕
従って、給電線(図17のB点)における短絡電流は次のようになる。
14,400+2,370=16,770〔A〕
この値はlEC方式の交流分実効値(ll,170〔A〕)に相当するものである。
2.3.5 配線器具
船用配線器具は、できる限り日本工業規格(JISF)品を使用すべきであり、これらには次の標準規格が制定されている。
電通貫通金物 JISF 8801、8802
小形端子 〃 8811
端子盤 〃 8812、8813
小形接続箱 〃 8821、8822
プラグ、レセプタクル 〃 8831、8832、8833、8835、8836、8837
小形スイッチ 〃 8840、8841
ユニットスイッチ 〃 8844
回転スイッチ 〃 8845
防爆灯制御スイッチ 〃 8846
押ボタン 〃 8503
照明灯光度加減器 〃 8851、8852
モールス信号灯キー 〃 8451
上記のほか、配線器具としてはJISFで次のものが標準化されている。
(1)区電盤(JISF 8824、8829)
配電盤から電力を受けてこれからさらに分岐して他の区電盤、分電盤に給電する盤で、分岐回路に配線用遮断器(MCB)又はヒューズ付スイッチを備え、金属箱に収められている。
(2)分電盤(JISF8823.8828)
区電盤とほぼ同様であるが、一般に分電盤の分岐回路は直接負荷へ給電する。
ただし、電源側にスイッチがある場合には各分岐回路にはヒューズのみを備えればよい。
なお、JISFで制定されている区電盤及び分電盤は回路電圧が250V以下の主として電灯に給電する目的のものであるが、動力用の区電盤及び分電盤についても電圧の相違による部分を除いては上記の区電盤及び分電盤に準じて設計すればよい。
(3)船外給電箱(JISF8825.8830)
船外(おもに陸上電源)から船内に給電する際に、船外給電線と配電盤にいたるケーブルとを接続する接続箱であって、ケーブル接続用端子、接続器又はヒューズ付スイッチ、極性

 

 

 

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