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2・13・18 ファクシミリ受信機
模写電送装置のことを通常ファクシミリと称し、その受信機をファクシミリ受信機又はファックス受信機と呼んでいる。船舶用のファクシミリ受信機は世界中に点在する気象模写送信局からの気象図の受画を主目的として使用されるが、このほかに船舶用新聞ファックス及び漁業ファックスの受信にも使用される。

2・14 無線通信装置

船舶無線局はアンテナ、アース、送信機、受信機、音響画像機などの多種の機能をもつ電子機器を船に装備し、これらを使って電波を媒体(メディア)として移動しながら業務通信を行う。
1912年国際無線電信会議(ロンドン)で船舶局の相互交信と遭難通信の聴守が義務づけられ、その後幾多の変遷をへて今日に至った。

 

 

 

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