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2・7・5動力電源用インバータ
電力用半導体と制御用素子の飛躍的進歩に伴って、電動機速度の任意制御又は省エネルギーの目的から、交流電動機の制御用電源として陸上ではインバータの使用が最近急速に普及しつつある。船舶においても、低減速度にて連続運転が許容される比較的大形の補機用電動機に、省エネルギーの目的で採用される傾向にある。
一般にインバータと称するものは一般用交流電源に接続して使用することを前提として作られているので、実際の装置は図7・34に示すようにコンバータ部(順変換装置、交流→直流)とインバータ部(逆変換装置、直流→交流)との組合せから成っており、特殊用途のものを除き、交流電動機の可変速運転用に通常、VVVF(Variable Voltuge Variable Frequeneyの略、可変電圧、可変周波数)制御方式のものが主として用いられる。

 

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図7・34主回路構成

インバータには各種の形式上の分類があるが、その中でよく使用される種類の区分及び一般的装置の機能と特徴は次の通りである。
(1)種類
(a)電圧形インパータと電流形インパータ
インバータの出力端子から電源側を見た場合、電圧源となるものを電圧形イ

 

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図7・35電流計インバータ

 

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図7・36電圧計インバータ

 

 

 

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