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率の絶対値の和が10%とする。
(2)電池から給電される機器
24〔V〕電池から給電される機器は28〜18〔V〕に電圧が変動しても実用上支障のないこと。
NK規格説明−2.規則H編2.1.2−3において、交流電動機の定常時の電圧及び周波数は同時に変動することを考慮するものとし、この場合の変動は、それぞれの変化百分率の絶対値の和が10%以内とすること。なお、電圧及び周波数の変動の限度は、それぞれの最大幅とする。
1・5・7 スイッチ、接点等の開閉容量及び寿命
電路開閉用のスイッチ、接点などは、それぞれ機器の用途に相応した開閉容量及び寿命をもち、有害な火花を発生しないものとする。
1・5・8 遮断器、接触器の遮断容量と開閉耐久性能及びヒューズの遮断容量
(1)気中遮断器
(a)遮断容量
遮断器は指定の回路条件の下で、規定の動作責務(例えば、遮断→投入、遮断→投入→遮断の動作を言う。)にしたがって短絡電流の遮断試験を行い、その電流遮断の性能を確認することを要する。JISC8372(低圧遮断器)によれば、定格遮断電流は次の如く区分されている。

019-1.gif

注:交流の場合は短絡発生後1/2サイクルにおける交流分実効値を示す。
(b)開閉耐久性能
JISC8372によれば定格操作状態で、かつ、制御電圧の下に下表に示す指定の開閉ひん度で、遮断器の定格通電電流による通電試験と無通電試験の反復からなる連続開閉試験を行い、機械的、電気的に支障があってはならない。

 

 

 

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