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(5)結線要領

結線作業は、結線図に指示されたとおり、正確に行い、端子締付けねじに適合した工具で確実に締付けなければならない。 心線端に端子を取り付けない締付形端子に接続する際には導体挿入長が不十分で接触不良とならないように、また複数の導体を同一端子に挿入する際には導体締付けが不均等になりやすいから導体をより合せて挿入する等の配慮が必要である。端子締付けねじはスプリング座金、番付座金等で緩み止めをする。大形端子ではダブルナットや緩み止め効果を有する特殊ナットを使用する例もあり、小形端子では弾性材によって端子が緩み止めの機能を有しているものである。一連の結線を終了したら接続の誤りがないか結線図と照合チェックし、ねじ部の増締めを行って結線の完壁を期すること。次に各機器における結線の要領例を示す。

 

 

 

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