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第2章 書簡による調査と結果

 

2−1. 予備調査

平成8年度に入って、委員会開催に先立ち先ず調査対象国であるアメリカ、カナダ、パナマ3カ国の船舶安全関係法令の概要を把握するべく、事務局が各委員の指導のもとに質問項目の整理と問合せ先の選定をした。アメリカ、カナダについては(財)東京エムオウユウ事務局の専務理事、岡田光豊氏から紹介して戴いた方に、先ずは質問書を送ることとした。質問事項は本節末尾に添付の通りで、送付状には「本件に関して、他に適当な問合せ部署があればご紹介下さい」との文言を入れた。
パナマについては、日鰹連のパナマ事務所代表、岡崎章氏に質問事項を送付し、適当な問合せ先を尋ねた。パナマの船舶検査制度に関しては、米国ニューヨーク市にある同国事務所のCaptain Fioreが適当と分かり、同事務所の住所は日本海事協会の情報によった。
この質問書はカナダ、パナマあて6月に発送したが、米国コーストガードについては運輸省海上技術安全局検査測度課が検査制度に関して問合せ中であり、同じようなことをあちこちから問合せるのは好ましくないとの判断から、当協会からの照会は当面控えることとした。その運輸省の調査も9月には一段落し、結果的にUSCGに対しては9月に質問書を発送した。

 

[問合せ先】
米国:Captain.J.E.Schrinner
Chief,Compliance Division
Office of Main Safety Security&
Environmental Protection
United State Coast Guard
2100,Second Street,S.W.
Washington D.C.20593−0001
United States of America

 

カナダ:Capt.B.F.McKay
Interim Director
Policy and Planning
Ship Inspection Directorate
Canadian Cost Guard
Canada Building
344 Slater Street
Ottawa,Ontario K1A ON7

 

 

 

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