
|
3.8海上気圧の長期変動
図3.8.1に示す代表的海域8地点について、1901年〜1932年までの32年間の各気象要素の経年変化を調べる。
図3.8.2〜図3.8.4にポイントAからHの海上気圧の季節平均値(太い実線)、年平均値(破線)、最小自乗法による年平均値の一次回帰式(細い実線)を示す。平均値はそれぞれデータ数が10個以上の場合について算定している(例、巻末資料9)。
データ数が少ない海域もあるので、厳密な解析は今後の課題として残るが、簡単な解析によると、年平均気圧の一次回帰式はほとんどの海域で正の傾きを持ち、この期間、これらの海域では気圧が増加傾向にあることを示している。
低緯度のD〜Hポイントの気圧の変動は、高緯度(A〜C)に比較して変動の振幅が小さいことが示される。

図3.8.1北太平洋域経年変化抽出ポイント配置図
前ページ 目次へ 次ページ
|

|