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3.2海上気圧の海域分布

北太平洋の1901〜1932年の平均気圧分布を図3.2.1に示す。これによると、東部の北緯30度、西経140度付近に1020hPaの高気圧が位置し、千島列島以北に1014hPaの低圧部がある。これを気象庁気候・海洋気象部作成の北太平洋海洋気候図30年報(1961〜1990年)の分布図(図3.2.2)と較べると、両者はほぼ同じパターンを示すが、後者の高圧部の範囲が広く、より北に広がっている。
各月について分布図を比較すると、5〜7月において1901〜1932年より1961〜1990年の方が、北太平洋東部において高圧部が発達しており、1020hPaの等値線範囲が北部と西部へ拡大している(図3.2.3〜図3.2.6)。
その他の月は両者は同じ気圧分布を示す。
この約60年の時間推移において、北太平洋東部で暖候期に気圧が高くなっている要因は明らかでないが、この期間の気圧の増加は、この海域における降水量の減少、日照の増加、気温の昇温等が起きている可能性が考えられる。

 

 

 

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