
3.国際海上輸送網の形成可能性とその戦略
(1)形成可能性とその実現のための戦略
松山港においては既に日韓、日台、日中の航路が開設されている。この強みを発揮して、表のような区分によって世界各地と結ぶ戦略が考えられる。そのことによって、「西瀬戸中核国際ポート」としての国際海上輸送網が形づくられる。
既存の航路を充実させていくとともに、アジアのハブポートである香港・シンガポールヘの接続航路の設定が望まれる。

これらの実現を図るためには、当面の対策として?港湾施設整備、?利用の拡大を図っていくことが、長期的には松山港周辺において貿易型産業の集積を図り、国際貨物量の増加を図る必要がある。
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