
2.将来像と整備コンセプト
(1)将来像
これまでの国際輸送面における状況等の検討結果、上位計画・構想・関連構想との整合、旅客輸送・国内輸送との有機的な連携の必要性等を総合し、四国地域における中核貿易港としての松山港の将来像は、立地等を考え合わせ広島・北九州・大分等西瀬戸地域の港湾とも深い結びつきを有する「西瀬戸中核国際ポート」と設定する。
将来像
充実した国内・国際航路網を有する松山港において、新外貿ふ頭の整備により、国際流通ターミナルとして機能を一段と向上し、アイロットをはじめとした物流施設群、松山空港、松山自動車道等のインフラ・内航航路の活用、関係事業者の集積促進により、アジア・太平洋地域と四国さらには西瀬戸地域を中心とした西日本各地をスピーディーかつ低コストで結ぶ仕組みを築いていく。これにより、物流に加えて商流及び人流も加えた経済的交流の高度化に寄与するとともに地域産業の活性化が図られる。
西瀬戸中核国際ポートとしての位置付け

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