現在、平成11年の稼働を目指し、次期Sea−NACCSシステムの見直しが進んでいる。次期システムではターミナル業務の各種手続きが大幅に改善される見込みであり、又、利用者とのEDIの導入も目指している。さらには、欧州や東アジア主要港で進んでいる、UN-EDIFACT(United Nations Electmic Data Interchange for Administration,Commerce and Transportation)をべースとした物流情報のEDI化(関係者間で交換する情報をコンピュータを通じて行うことにより、ぺーパーレス化を実現すること)の流れは、国際競争に生き残るための必須条件となりつつある。