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7−2−4 国際港運連盟1996年総会発表の国際物流(海上貨物)予測

 

表7-4 西暦2010年国際物流(海上貨物)予測

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7−2−5 貨物量伸び率の適用について
上記各予測数値をみると、貨物量の年あたり伸び率は2010年に向けて、輸出貨物では最大2.75%から最小1.24%となっており、輸入貨物では、最大5.55%から最小0.42%となっている。
本調査における貨物量予測の目的は、船舶の規模及び配船サイクルの検討にあることから、できる限り実態に即した伸び率を採用する。そのため輸出は最小の伸び率(貨物が増大した場合は配船数を増やすことで解決する)を使用し、輸入は今後増大することが予想されるので伸び率に余裕をもたせ検討する。よって、本調査では伸び率を輸出1.24%、輸入は0.42%、1.67%を適用する。なお、内貿貨物では運輸政策審議会の西暦2000年予測において海運が0から0.96%となっており、本調査では伸び率0%を適用する。

 

 

 

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