4−3 外航コンテナ新造船の動向

4−3−1 世界のフルコンテナ船船腹量の推移

1995年末の世界で就航中のフルコンテナ船の船腹量（遠洋外航航路、域内航路）は、2,092隻、約270万TEUで前年比12.9%の増加となり、1994年に引き続き二桁の伸び率となっている。また、1995年の発注量も321隻、60万TEUとなっており、過去最高の伸び率となっている。

遠洋外航航路と域内航路の船腹量の推移では、域内航路が1994年対前年比24%増、1995年は20.2%増と20%を越える伸びとなり全船腹量の増加率を押し上げている。

遠洋外航航路の1隻あたりのTEUは1988年1,535TEUであったものが、1995年になると1隻あたり1,962TEUとフルコンテナ船の大型化が進んでいることが例える。

表4−1 世界のフルコンテナ船船腹量の推移

4−3−2 新造船新規発注量の推移

1992年から1995年にかけての新造船の新規発注量の推移を見ると、年々発注量の増加率が高くなり1994年、1995年では40%台を記録している。

表4−2 外航コンテナ船新規発注量の推移

前ページ　　　目次へ　　　次ページ