2. 京浜港における外貿コンテナ貨物量の現状
2−1 航路別貨物取り扱い量
2−1−1 東京港・横浜港全体でみた定期航路コンテナ取り扱い個数の動き
(1)北米航路
北米西岸の総取り扱い個数のシェアは、平成6年の総取り扱い個数322万TEUのうち、38%(122万TEU)のシェアを占めており、京浜港の主要航路となっている。
(2)中国航路
中国航路の輸入は平成2年の6万TEUに比べ、平成6年では19万TEUと3.2倍の大きな伸びとなっている。又、輸出取り扱い個数も平成2年の3万5千TEUから平成6年は8万TEUへと倍増している。
(3)韓国・香港航路
韓国航路は輸出は横ばいであるが、輸入は減少している。又、香港航路は輸出入共、減少傾向にある。
(4)タイ・インドネシア・フィリピン航路
タイ、インドネシア、フィリピンの輸出は平成2年に6万5千TEUであったものが、平成6年には13万9千TEUと約2倍の伸びとなっている。輸入は平成2年の8万5千TEUに対し、平成6年には15万5千TEU、1.8倍と大きな伸びを示している。
図2−1 東京港・横浜港航路別コンテナ個数(実入)
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