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平成8年度OECD等国際協議への対応に関する調査報告書

 事業名 OECD等国際協議への対応に関する調査
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


 

第2章 世界の主要造船事業者の供給力の推計

1. 現在の供給力の検証

(1) パラメータを設定する際の基礎データの設定供給力モデルのパラメータを決定する際の基礎データは、各造船所の最近3年間の生産量、労働者数、労働時間を用い、次のように設定する。
・ 労働投入量については、各造船所の労働者数と労働時間が大きく変化していないことから、最近3年間の労働投入量(労働者数×労働時間)の最大値とする。
・ 労働生産性(生産量/労働投入量)については、各造船所の労働者数、労働時間が大きく変化していないことから、最近3年間の労働生産性のうち、一番高いものを用いる。
・ 生産量については、造船所が保有する労働力と造船所の労働生産性の積を用いる。
このデータを用いて回帰を行い、モデル式のパラメータを決定する。

 

(2) 日本の供給力
1) モデル式の推計
コブダグラス関数のパラメータを推計すると以下のようになる。
Y=ALαKβ
Y:供給力(CGT)
L:労働投入量(人・時間)
K:ドック面積(?)
A、α、β:パラメータ

図表2−1 パラメータ推計結果

025-1.gif

※R2(決定係数):回帰方程式において、被説明変数(ここでは、生産量Y)の変動のうち、回帰方程式、すなわち説明変数(ここでは、労働投入量L、ドック面積K)によって説明される部分の割合を示す。値は、説明される部分の割合が多いほど1に近い値をとる。
※t値:説明変数が被説明変数に影響を与えているかどうかをみる指標。

 

 

 

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更新日: 2023年3月18日

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