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(2) 韓国
1) 使用データ
韓国については、以下のデータを用いて分析を行った。

図表1-10 データ

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※・労働投入量は各年の前年の年度末データとした。技能職は日本の社内工に、下都給は社外工にあたる。

 

2) 生産量とドック面積
ドック面積が大きくなるほど生産量は多くなっている。
また、同じドックであっても、その時の労働投入量により、生産量は異なる。(図表1-11)

 

3) 生産量と労働投入量
生産量が過去3年間で、最大である年次の生産量と労働投入量をみると、労働投入量が多くなるほど生産量は大きくなっている。
ここでは、生産量を労働投入量で除すことにより造船所の労働生産性が算出できる。
図中の1次回帰式の傾きは韓国全体の平均的な労働生産性を示している。
日本と比較すると労働投入量当たりの生産量は約半分程度となっている。(図表1−12)

 

4) 生産量と労働者数
生産量が過去3年間で、最大である年次の生産量と労働者数をみると、労働者数が多くなるほど生産量は大きくなる傾向にある。ここでは、生産量を労働者数で除すことにより、労働者一人当たりの生産量が算出できる。韓国の労働者一人当たりの生産量は日本の約55%となっている。(図表1−13)

 

 

 

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