

平成8年度OECD等国際協議への対応に関する調査報告書
第1章 世界の主要造船国の事業者の供給力の分析 1. 供給力の考え方
(1) 供給力の定義 供給力とは、造船所のドック又はヤード(以下単に「ドック」という。)に造船所が保有する労働力を投入し、その国又は地域の造船業における標準的な技術水準、労働生産性等の下で生産を行ったときの生産量をいう。 (2) これまでの供給力の考え方 これまで、供給力については、日韓欧で検討されているが、その定義は日韓欧で異なっており、大きく二つに区分できる。 日本と欧州は市場等の影響を考慮せず、生産要素の投入量と生産量との関係のみに着目して供給力を評価している。一方、韓国は供給力については、生産要素の投入量と生産量との関係のみでなく、コスト競争力や需要動向等、その他の市場的要因を加味して供給力を評価しており、供給力を受注・建造量とイコールとしている。(将来についても生産予測に近いものとなっている。) 前ページ 目次へ 次ページ
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集計期間:成果物公開〜現在 更新日:
2023年3月18日 |
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