4.3.2 統合操船システム
(1)自動航行機能
図4−3−4に自動航行機能試験時における航跡を、図4−3−5に操船状況図を示す。
図4−3−4に示す様に、変針点(WP)を6つ設定し、WP1からトラッキングを行うように設定した。図に示すとおり設定した経路上をこれに沿って自動航行できることが確認できた。
WP3からWP4に至る途上で本船の右舷から接近する反航船が認められたため、WP4を大きく右に設定しこれを避航した。避航動作により大きく予定経路を逸脱したが、反航船を航過した後自動航行を再現し、WP6に向けて向首することを確認して試験を終了した。
なお、操船状況図に用いる符号の取り方は以下のとおりとした。
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