日本財団 図書館


 

・当社は殆ど山間路線なので、これからのバスの購入にあたっては、マイクロバスで全長7m未満、定員30名前後で低コスト志向である。
・マイクロバス:バス事業経営の難しい中、中型バスとタクシーの中間的交通手段として(コミュニテイバス)興味ある存在である。
・マイクロバス:FFでは輸送能力、運賃収授機能がない。
・小型バスの車両価格の廉価(小型バスによる新規路線の参入)。
・マイクロバスについて:バスの重要課題として、都市部における交通渋滞対策と地方部における不採算路線の維持対策がある。その課題をマイクロバスの活用によって少しでも解決するという考え方で、公共交通の機能回復の一方策として取り組んでゆく。
・マイクロバスについての議論までは必要ないと思われる。
・マイクロバス、山間(過疎)路線又は団地乗り入れは巾員4mとそこそこ狭く此の種の車両となる。定員は30名前後で充分であり、リヤエンジンでステップピッチは190mm以下でツーステップまで、前、中扉の有効巾900mm以上、最低車イス1台搭載できること。
・マイクロはアプローチ、デパーチャアングルを可能な限り大きくする。ノンステップに近い車両でリヤエンジン、低価格であること。
・マイクロバス等小型バスについては、料金収受の関係もあり、2.3m以上の車幅及びリヤエンジンである事が絶対条件である。また、ワンマン構造要件の関係や車いす利用者の対応もあり、乗降口扉は有効幅で800mm以上必要である。
・「マイクロバス」リフト付バス普及が必要となるのでは。又リフト付バス運行状況においては、フリーバス停の運行、道路改善の条件整備が困難等の原因も大であることを含め。

 

*同設問で提示した中型バスに対する意見(16件)
・当社では中型車導入になります。
・私共の会社では、主流が中型9mの車両であり、これに至ったのもお客様の減少からそうなったものである。路線が山間地が多いことから低床は使用できないため、中型のロングボディ車があれば購入してもよいと思う。
・利用客の減少に伴い中型バスが良いと思われる。
・中型バスにつきましては、上記のとおり「ロングホイールベース」とし、また、「前後のオーバーハングを極力ゼロに近くする」ことで超低床で段差のないフラット床構造としていただきたい。
・中型バスについて:乗りやすいバスをめざしてワンステップバス、ノンステップバスを考えているが、都市部と地方部とでは、その用途に応じてワンステップ、ノンステップの使い分けが必要であると考えている。いずれにしても一番の課題は、車両価額であり、従来と同程度である事を望む。
・中型バスは需要度が高くなってくることが確実と思われますので、製作にあたっては各社共利用客に納得されるようなバスの改良に努められるよう要望いたします。特にデジタル整理券器、両替器等、標準化に近づけて欲しい。
・中型ワンステップ低床に、エアサス車高アップ装置仕様で、山間部、積雪時の走破性を確保したもの。
・バスの形態も大都市では大型志向が強いと思われますが、中小都市においては、中型で対応することが可能。従って中型車にも大型車同様の低床ノンステップまたはワンステップ低公害車の同時開発が望まれます。ちなみに当市では大型車導入の予定はありません。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION