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平成8年度船舶等交通機関の乗降機能向上に関する研究開発報告書

 事業名 船舶等交通機関の乗降機能向上に関する研究開発
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


 

?その他の技術課題
a.総合的な交通システムの開発(情報システム化等)
(例)・交通情報、バス停情報、乗り換え情報、バスロケーション情報、路車間通信等を統合する情報通信システムの開発
・他の交通機関との有機的連携を目指す総合交通システムの開発等
b.バス運転手、整備士の高齢化への対応
今後は利用者だけでなく、バス運転手、整備士ともに高齢化してゆくことが予想されるため、次のような対応が重要である。
(例)・運転の省力化(AT化、ハンドル操作の容易化、コンピュータ支援の運転、運転席レイアウトの見直し等)
・メンテナンスフリー化等
c.路線・運行等に関するソフト的な研究
ハード面の技術開発に加え、路線設定や運行の最適化等に関するソフト的な研究も重要である。
(例)・需要と供給にマッチしたバス路線・バス運行の最適化研究
・他の交通手段と連携する総合交通体系の中でのバス運行の最適化研究等

 

(2)その他の課題
?低床バスの利用促進
低床バスは、次世代バスを構成する要素のなかでも重要な要素の一つであり、製品としても市場に供給されるようになってきた。次世代バスの今後の円滑な導入拡大につなげてゆくためにも、例えば次のような方策を講じることによって、低床バス等の人にやさしいバスの利用促進を図ることが重要である。
(例)・積極的な行政の支援(ワンステップ・ノンステップバス導入時の国及び地方自治体の補助金の増額・低利融資、昇降ステップ取付けへの補助金支給等)
・低床バスの試験的導入の拡大(利用者への啓蒙、および実際の路線を走行することによって走破性等の問題の有無が明確になる)
・低床バスの情報提供(いつ、どの路線を走行するかなど、高齢者や障害者等にもわかりやすい方法での情報提供等)

 

 

 

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更新日: 2023年6月3日

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