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平成8年度船舶等交通機関の乗降機能向上に関する研究開発報告書

 事業名 船舶等交通機関の乗降機能向上に関する研究開発
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


 

4.2次世代バスに係わる課題の検討

前節で述べたような次世代バスを実現するためには、例えば以下の課題が挙げられる。

 

(1)技術開発課題
?人と環境にやさしい車両の開発
a.高齢者等にやさしい車両の開発
(例)・人間工学に基づくシートの室内レイアウト、高さ等の規格化
・車いす、乳母車等の固定の容易化・確実性向上
・聞き取りやすい案内(音声合成装置)、行き先や料金の見やすい表示、降車ボタンの工夫
・居住性を最重要視し、車両有効室内幅の拡大
・中・小型車の低床化(高齢者が乗降の大半を占める地方路線においては、現在中型車が主流と考えられる)等
b.低公害なバスの開発
(例)・電気一ディーゼル−ハイブリッドバス(低床・低公害バス)
・天然ガスやメタノールを燃料とする中・大型バス
・中・小型の電動バス等
?利用者ニーズに対応した車両の開発
a.中・小型バス
(例)・金銭収受その他の装置がコンパクトに配置可能な車両
・ラッシュ時と非ラッシュ時の座席数を変化させる可変型の座席(朝夕のラッシュ時間帯には座席のない車で運行できるような座席構造)
・ナローバスで立席専用バス(狭隘路線対応)等
b.その他
(例)・種々の路線に適応可能なノンステップ及びワンステップ低床バス
・大量輸送可能なバス(例:連節等特殊車)
・車体の強度(特にピラー)を上げ、衝撃を車内まで受け入れないボディ作り
・シャシー関係の腐食を防ぐ塗装、及び材質(寒冷地では道路に解氷剤を使用するため、下回りの腐食等が激しい)等

 

 

 

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更新日: 2023年3月18日

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