日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 技術 > 海洋工学.船舶工学.兵器 > 成果物情報

平成8年度船舶等交通機関の乗降機能向上に関する研究開発報告書

 事業名 船舶等交通機関の乗降機能向上に関する研究開発
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


 

には別にデモカーがあった。
・MAN:インターシティ用は、都市内路線バスのノンステップ化が標準化した今、次のノンステップ化のターゲットとなっているもので、各社から用意されている。MANのものは通路部のみを低床化したもので、側窓がやや小さく感じられる。

 

(9)第56回IAA国際商業車ショー(通称ハノーバーショー)
第56回IAA(Internationale Automobile−Ausstelling Nutzfahrzeuge)に展示されたバスの全体的な傾向は次のとおりである。
・床の高さでは、路線バスあるいは同様の用途を狙ったバスはいくつかの例外を除いて全て低床バス=ノンステップバスであった。前回は、インターシティ(座席数を優先した都市間路線バス、ただし日本の高速バス的なものではなく郊外を走るバスという意味である)にはまだまだ2ステップが多かったが、今回はほとんどがノンステップになった。カタログには、従来の高床車が残っているが、少なくとも話題・商談の先頭にいるのはこのセグメントもすでにノンステップのようである。
・低公害バスは、展示内容を見る限り短期的にはCNGバス、長期的には水素を活用した燃料電池ないしは水素エンジンのハイブリッドが視野に入っているようである。電気エネルギーを主体にしたバスは、むしろトロリーバスや路面電車(ドラム)との技術的融合を考えているようで、ディーゼルエンジン車との比較はあまり議論が進んでいないようである。なお、こうした低公害バスも当然ながら低床バスでの成立が前提条件であり、機器の配置には一様に工夫の跡が見うけられた。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
1,615位
(35,690成果物中)

成果物アクセス数
6,726

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2023年6月3日

関連する他の成果物

1.「船舶等交通機関の乗降機能向上に関する研究開発」の報告書
2.平成8年度内航船近代化のための実証試験事業報告書(中間報告)
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から