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平成8年度船舶等交通機関の乗降機能向上に関する研究開発報告書

 事業名 船舶等交通機関の乗降機能向上に関する研究開発
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


 

あいさつ

 

本報告書は、モーターボート競走公益資金による日本財団の平成8年度補助事業として実施した「船舶等交通機関の乗降機能向上に関すえ研究開発」事業の結果を取りまとめたものである。
現在の日本国内における公共交通システムは、高齢者・障害者等の交通弱者にとって、いわゆる「人へのやさしさ」を備えたシステムとは言い難い。近い将来、4人に1人が65歳以上の高齢化社会を迎えるにあたり、また、車いすを利用する交通弱者にとっても、安全かつ快適に移動できる手段の確保は必要不可欠であると考えられる。
そこで、当財団では人にやさしい交通機関の乗降機能の向上を促進するため、従来の乗降設備にはない新方式の設備の導入を図るため、主としてヨーロッパ(ドイツ・オランダ・ベルギー・デンマーク等)ですでに普及している低床バスの技術に着目し、この技術を応用することにより、日本における乗降設備の低床化の技術開発と導入促進を推進するための研究開発を行うこととし、さらには、船舶等交通機関への適応についても検討することとした。本報告書が、あらゆる交通機関の乗降装置等の「やさしさ」の向上につながる指針となれば幸いである。
なお、本事業を実施するにあたっては、東京大学工学部総合試験所 鎌田実助教授を委員長とする「船舶等交通機関の乗降機能向上に関する研究開発」の各委員による熱心なご審議・ご検討によるほか、運輸省のご指導および株式会社三菱総合研究所を始め、多くの方々のご協力により完遂したものであり、これらの方々に対して心から感謝の意を表する次第である。

 

平成9年3月
財団法人シップ・アンド・オーシャン財団
会長 今市憲作

 

 

 

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更新日: 2023年3月18日

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