(5)FLを拡張する際のドキュメントサポート FLを拡張する際には、既存のクラスライブラリ(=CFL)や補助クラスライブラリ(=BFL)の仕様について熟知している必要がある。そのためには、これらのクラスライブラリの仕様ドキュメントが十分に詳細かつ判り易いものである必要がある。 OntoToolでのドキュメントシステムはNetscapeを採用しており、ハイパーテキスト形式になっている。よって、関連する文書を容易に参照することができる。また、OntoToolのOMTエディタ等より指定されたクラスの仕様をNetscapeに表示するための機能を設け、OntoTool本体との親和性も確保している。 (6)FLの移植インターフェース 開発されたFLを外部プログラムに対して移植したり、外部プログラムからFLを移植するときのサポートとしてFLをOntoToolに内蔵する形式と、EXPRESSを拡張した形式との変換を行う機能を有する。具体的には、OntoEditorで記述されたFLを拡張したEXPRFSSに変換をしたり、EXPRFSSで記述されたスキーマをOntoEditorにとりこむためのサポートを行なう。 4.1.2ProdTool ProdToolはPMを管理するツールであり、以下の機能を持つ。 ・PM作成:プロジェクトを指定し、新規にPMを作成する ・PMコピー:既存PMをコピーして、新たなPMを作成する ・PM削除:指定PMを削除する ・PMバックアップ:既存PMをバックアップする ・PMリストア:バックアップされたPMをリストアし、バックアップ時の状態に戻す ・スキーマ変更:FLを変更した際に、変更に合わせて既存PMのスキーマ情報を更新する ・ガベージコレクション:マシン資源の再利用、PMの効率化を目的として指定PMのガベージを回収する ・PM情報:指定PMの詳細情報を表示する ・バックアップログ:指定PMのこれまでのバックアップの履歴を表示する 前ページ 目次へ 次ページ
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