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平成8年度「地方債に関する調査研究委員会」報告書の概要

調査研究テーマ「地方債における個人消化について」

1.調査研究の趣旨

現在、地方債の消化については比較的円滑に行われているが、今後の金融環境等によっては、現状どおり推移していくかは不透明な面がある。
一方、今日の個人の金融資産残高は、平成8年3月末で1,100兆円を超えているが、その中での地方債の占める割合は0.1%と極めて低い状況にある。
これらのことを踏まえると、今後とも地方債の安定消化を図っていくためには、個人を投資家として着目し、個人消化の促進について検討することが重要であると考えられる、また、地域住民に地方債を購入してもらうことは、住民の行政への参加意識の高揚につながるものと考えられる。
このため、平成8年度調査研究委員会においては、地方債の個人消化を促進するための方策及びその問題点等について検討することとした。

2.報告書の構成

第一章 本年度調査研究テーマの趣旨
第二章 地方債の個人消化の状況
第三章 地方分共団体における個人消化のための取組み状況
第四章 公社債における個人消化の現状
第五章 諸外国の状況
第六章 地方債における個人消化のための方策

 

 

 

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