◆保守点検について◆ 1. 保守点検作業 定期点検、皆様の安全を守ります。 ●機関は、使用状態と使用期間に応じて部品機能の劣化が進み、性能低下が生じます。その劣化や性能低下を放置しておくと、海上で不時の故障が生じて危険な思いをしたり、燃料や潤滑油の消費量が多くなって、排気ガスや騒音が増大するなど、機関の寿命を短くします。日常の定期点検と整備が、皆様の海上での安全をお守りします。 始業点検を必ず守ってください。 ●日常の保守点検は、始業点検から始まります。毎日始動する前には、始業点検することを習慣にしてください。 アワメータを目安に定期点検の実行を。 ●点検整備の間隔時間は、基本的に計器類の積算時間計(アワメータ)の時間によって実施してください。アワメータの時間より早めに点検整備が必要と思われるときは、その限りではなく、その都度実施してください。(機関の適正な点検整備間隔は、用途、使用状況や燃料、オイルの状態などによって変わりますので、ご使用される機関の「取扱説明書」をご参考に実施していただき、実績を見ながら間隔時間を増減してください。) ●点検整備間隔がすでに前回の点検整備間隔を含んでいるときは、その含まれている項目も同時に実施してください。 前ページ 目次へ 次ページ
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