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する作業が必要です。EDI変換ソフトウェアのメニューに従って、EDI変換ソフトウェア用EDIメッセージデータベースファイルからEDI変換ソフトウェアのテーブルヘ書き込みを行います。EDI変換ソフトウェアのテーブルには、EDIメッセージの他、セグメントのテーブル、データ要素のテーブル、コード表等、EDI変換ソフトウェアが使用する辞書データがEDI変換ソフトウェア特有のデータベースとなって保存されます。

3.2 新EDIFACTメッセージの作成登録
 取引相手によっては、EDIFACT標準メッセージと違う構造をもったEDIメッセージを使用することがあります。このような要求に対応するため、標準EDIメッセージを使って新たなUN/EDIFACT標準外メッセージを作る機能が、EDI変換ソフトウェアの機能にある場合があります。EDI変換ソフトウェアのメニューに従って、元になるメッセージを選択し、メッセージ構造(セグメント等)を変更し、新EDIメッセージとしてEDIメッセージテーブルヘ登録します。登録後はUN/EDIFACT標準メッセージと同様に利用できます。ただし、登録するメッセージバージョン名は、標準メッセージにあるものは使用出来ません。

3.3 交換相手テーブル(パートナーテーブル)の追加・修正
 交換相手テーブルは、取引相手、使用するEDIメッセージおよび変換テーブルの関係を保存してあるデータベースです。新規の取引相手が出来た場合、変換テーブルの作成・登録とともに、相手のEDIアドレス、使用EDIメッセージ、バージョン、使用変換テーブルの情報を登録します。EDI変換ソフトウェアのメニューに従って作業を進めて下さい。また、既存の取引相手との間で、メッセージ追加する場合、またメッセージを削除する場合も、交換相手テーブルに情報を追加、削除作業が必要です。

3.4 内部EDI変換テスト
 障害発生時の切り分けや、新規に変換テーブルを設定した場合、内部EDI変換テスト機能を使用して、変換テーブルと交換相手テーブルのチェックを行います。内部EDI変換テストの結果、エラーが無ければ、通信処理へ引き渡すことができます。

3.5 変換テーブルの追加・修正
 新たなEDIメッセージの追加、取引相手の追加等が生じた場合、変換テーブルの新規作成登録を行う必要があります。変換テーブルの作成作業の中でマッピング定義付けは、各EDI変換ソフトウェアにより色々特徴があります。

 

 

 






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