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9. パネル討論
東京会場においては、「今後の安全基準のあり方」と題するパネル討論が行われた。
まず、最近のIMOにおける国際基準作りの動向を中心として今後の基準のあり方について、海上技術安全局安全基準課長矢部哲氏の基調講演(資料A)にはじまり、コーディネーター山名委員長の司会のもとに、パネル討論が行われた。(写真8)
前記5.詳細プログラムに掲載のとおり、次の3テーマについて、それぞれのパネラーから資料Bに示すような見解が披露された。
テーマ パネラー(敬称略)
(1)機能要件化と数値基準 山本博(NK)、豊田宗晴(IHI)
(2)ヒューマンエラーの防止 足達宏之(船所)、山崎正敏(商船三井)
(3)既存船に対する新基準の適用 田中康夫(郵船)
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