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8. 腐食疲労強度評価法の提案
本研究の成果を使用したバラストタンク内構造部材の疲労強度評価法を以下に提案する。
7章に掲げる推定法による概略検討の上、本手法による検討が望ましい。
バラストタンク内構造部材の腐食疲労強度評価法の提案−SR220の手法−
(1)適用条件
(1.1)タールエポキシ塗料(2種)を造船所の通常の方法で塗装された、一般船舶のバラストタンク内の鋼構造部材の疲労強度算定に適用する。
ただし、塗膜の状況が第1期(解説参照)である期間に限定する。
(解説)*試験片は実際の工程を模擬するために、製鋼所で圧延後、ウオシュプライマーを塗装された板から切断加工し、さらに母材は20日間、溶接継手部10日間真水を散布した。平板の部分と溶接継手部についてそれぞれJSRA IRPt−3とIRPt−2の表面処理行っている。
*塗膜の状況とき裂発生の時期を次の3期に分類する。
第1期
塗膜の状態は比較的良好(NKの塗装状況cCよりよい。)
(建造後8年間位まで)
第2期
鋼板の角や溶接継手の塗膜が破損し局部的には腐食が生じており(同cD)腐食した箇所にき裂が発生している。(建造後9乃至12年)
第3期
全体腐食が進行している。(建造後13年以上)
第2期以降は無塗装の腐食疲労となるが、この時期は塗装のメンテナンスに依存し不確定であるので、検討の対象から除外した。
(2)荷重計算
(2.1)バラストタンク内の構造部材には次の繰り返し荷重が作用する。
ストリップ法を用いて、各荷重成分の周波数応答関数を求める。

(2.2)これらの荷重は位相が異なるために構造部材にそれぞれの荷重によって生ずる応力をそのまま加算すると応力を過大に評価することになる。
(2.3)線形理論により不記条件のもとに各荷重成分の短期予測及び長期予測を行う。
・ISSC1964波スペクトラム
・Cos2χ方向スペクトラム
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