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図2.2.2 主成分分析による構造の特徴

 

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図2.2.3 クロスデッキ長さとハッチ幅との関係

(Bd:ハッチ幅 Hd:クロスデッキ長さ)

 

2.2.5 まとめ
建造船の主要部構造データを調査しパラメータスタディを行う事により相関関係にあるパラメータを整理することができた。
またこれらのパラメータ相関図は、設計する際の有効な指針として利用できるようにした。
一方、27隻に及ぶばら積貨物船の構造様式をデータベース化したが、このデータをさらに使いやすく利用するためのソフトを開発する必要がある。

 

2.3 ばら積貨物船の疲労損傷と保守点検に関する検討

2.3.1 アンケー卜調査
アンケート調査は、ばら積貨物船で疲労損傷が比較的多く生じている6つの構造部位を対象に行った(図2.3.1参照)。
質問事項は、ばら積船1隻当走り20年間の使用に対して、(1)亀裂発生個数と検査で検出される亀裂個数の平均値、(2)

 

 

 

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