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10. 考察

?@エアーサンダー・電動ディスクサンダー共に、開発目標(平面90%以上、曲面90%以上)は達成できたと思われます。
?A実地検証に於いて、使いやすさの点で種々のご意見をいただきましたが、ある程度の部分は量産時に改良できると思われます。また、実地検証では短時間の作業での使用感でしたから、使い慣れでいただくのを期待いたします。
?B今回はFRP粉塵の作業環境の改善につての機器開発の協力をさせていただきましたがもし、完璧な機器が完成しても使用される人が上手に使っていただけなければ性能は発揮できません。現場で作業者の人に話を聞いても「余計な物が付くと邪魔である」「使うのは面倒である」等の言葉を耳にします。故に、FRP粉塵の人体に対する恐さや、それに対する防塵の必要性などの意識付けをしていただければより効果的になると判断できます。

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