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8. 対策の追加

第3回作業環境改善調査研究委員会開催時に、下記項目の試作開発の要請があり実施した。
・改造型エアーサンダーでパテ面の荒研削を行う場合、研削面に対してパッド面をある程度傾けても(パッドのエッジを立てて研削)集塵効率が低下しないような集塵カバーを試作する。
・NO.4改造型の電動ディスクサンダーで、5”サンディングディスク(外径φ125mm)に対応でる物を試作する。
(1)改造型エアーサンダーのエッジ研削での集塵

012-1.gif

◎対策の実施
?@エアーサンダーは、NO,1のシステムとおなじ機械を使用した。
?A集塵カバーを電動ディスクサンダーと同じ様にゴム製にして、ある程度の曲面にも沿うようにした。
◎対策の結果(テスト条件 空気圧6kgf/cm2、エッジを立てての研削作業)

012-2.gif

但し集塵機は、外付け型電動集塵機を使用した。これは、荒いぺーパーでエッジを立てた研削を行うと研削量が多く、自己吸塵型(No.1システムで使用した)の紙パックフィルターでは短時間(2〜3分)で充満し目詰まりが早期に起こり実作業には使用できないためである。

 

 

 

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