6. 現状の把握
(1)自己吸塵式エアーサンダー
当社で販売している最も研削力の強いサンダー(DAC−5S)に、集塵ホース・布製集塵袋を取り付け、集塵効率を確認した。
表1. 平面・立面・曲面各形状の面を研削した場合
現状のサンダーでも、FRP材では高い吸塵効率であった。しかしパテ面ではFRP村より10%程度低い結果であった。これはFRP研削は、パテと比較して粉塵の量が少なく布フィルターでも新品から10分程度てば目詰まりもなく集塵できるからと思われる。そこで粉塵の粒子が小さくフィルター目詰まりがし易いパテ面を、連続研削してみた。
表2. 布フィルター目詰まりの検証
パテ研削の場合、粉塵の量が多く時間が経つと目詰まりを起こし、その内吹き抜けを起こし、布フィルターの各部から粉塵が洩れ始め集塵効率が低下する結果となった。
参考
集塵劾率測定方法
被研削物を一定時間連続研削して、研削前後の板研副物・集塵システム(サンダー本体、ホース、集塵袋の総重量)の重量差の比率を求めた。
(研削量)=(研削前の被研削物重量)−(研削後の被研削物重量)
(集塵量)=(研削食の集塵システム重量)−(研削前の集塵システム重量)
とすると
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