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のが基準中の表3.4である。
3. 桁部材の寸法算式について((3.4関連)
3.1 桁部材の断面係数
?@本基準では、端部の支持条件として次の3種類のケースを考慮し算式を規定した。
ケース1:一端固定−他端固定
ケース2:一端支持−他端固定
ケース3:一端支持−他端支持
なお、荷重の分布については、次の(a)から(c)の理由により一様分布荷重とした。
(a)本基準の設計荷重は、すべて一様分布荷重として規定されている。
(b)現在までに建造された高速船の実績では、桁部材の寸法をスパン方向に細かく変えているような例は特にない。
(c)算式の複雑化を避け、できる限り簡潔で扱いやすいものとする。
よって、当該桁部材を一様分布荷重Wを受ける梁と仮定すれば、梁の各位置における曲げモーメントMは、荷重幅をSとし、スパンをLとすると、それぞれのケースについて、次のようになる。

388-1.gif

(3.1)から(3.3)式より、梁の断面係数Zは、降伏応力をσrとすれば、次の形の式で表される。

388-2.gif

ここで、mは、端部支持条件及び求めようとする横断面位置により定まる変数。
本基準では、算式を簡略化するため、スパンLをそれぞれ両端から0.2L間の範囲及び中央部0.6L間の範囲の計三つの範囲に分類し、これら三つの範囲内でそれぞれ(3.1)から(3.3)式によるモーメント線図を包洛するモーメント(図3.1参照)を与えるようmを定数として基準中の表3.6に規定した。
よって、(3.4)式において、SをS(m)、wをP(kN/m2)、σrをσall(N/mm2)及び腐食予備係数

 

 

 

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